初対面での会話は、相手にあなたの第一印象を植え付け、その後の付き合いを左右します。
第一印象で好印象を抱く時は、会話のキャッチボールがうまくいき「この人と話していると楽しいな」と思う時です。そして、会話のキャッチボールがうまくいく条件は、短く簡潔にすることと言葉づかいです。
思い出してみてください、長々とペラペラ話されたらどうですか?そうです、相手に質問させる機会と相槌を打つ間を与えないと会話が成り立ちません。
これらの事を踏まえて、初対面で好印象を持たれる話し方について紹介します。
短く簡潔に話す
あれもこれも一度に話そうとせず、一番伝えたいことは何かはっきりさせることです。
美味しいって評判のお店のランチを食べてきたよ。→何を食べたんですか?どこにあるお店ですか? 昨夜は、面白そうな番組見つけてしまったから夜更かしして眠いよ。→どんな番組だったんですか?なんていう番組ですか?
など、短く簡潔に「。」で終わるようにすると相手は自然と質問しやすく会話がはずみます。
話の流れを整理する
聞き手は、話の展開が分からないとストレスです。そこで、何について話をするかをはじめに明確にし、具体的なポイントや根拠となる理由を示しておくと、聞きやすくなります。
最近、よくコストコに買い物に行きます。うちの家族は大食いなので、安くて大容量だから助かります。あと何でも揃うので便利です。
このように展開させていくと、会話の展開も想像しやすく、相手も質問しやいので会話がはずみます。
分かりやすい言葉で話す
初対面の相手には、自分の事を良く見せたい、凄いと思ってもらいたいなどと思ってしまいがちです。
そんなふうに思っていると、つい専門用語みたいに難しい言葉を使いがちです。分からない話を延々と聞かされるのは苦痛でしかありません。相手に分かる言葉、分かりやすい内容で話すことを心がけましょう。
イメージしやすい言葉で表現する
同じ内容であれば、状況など長々話すよりも、イメージしやすい一言で伝えられるよう意識をしましょう。
例えば、「今日は体が石になったように重たい」「羽が生えたみたいに高くジャンプできる」など、イメージしやすい一言で表現できると会話もつながります。
丁寧な言葉を使う
初対面の相手にいきなり普段の友達と話すような砕けた言葉を使ってはいけません。
交流が深まるまでは、礼儀を守り「です」「ます」調の丁寧な言葉を使うようにしましょう。
まとめ
好印象を与える話し方のポイントを紹介しました。 自分を良く見せたいと思っていると意識が自分に向いています。相手との交流を深めるには意識を相手に向けることが大切です。
相手と会話のキャッチボールがうまくいくように短く簡潔にする事、言葉選びを慎重にする事に気を付ければ、あなたの印象はガラリと変わり好印象を持たれるはずです。