「話しているだけなのに、なんだか楽しい気分になる人」っていますよね。自分もそういう人になりたいな~と思ってみても、そういう人は結局のところ、いったい何が違うのでしょうか?

 


1⃣「表情やジェスチャー」が豊か


この人話していて、楽しいなと思う人は、もちろん言葉選びがうまい人が多いですが、何より「表情やジェスチャーが豊か」です。
話しているときの表情やアイコンタクトは、思っているよりもかなり重要なのです。話の内容によって、笑顔だったり、困った顔だったり、表情が豊かな人はそれだけで話していて楽しいですよね。

でも「アイコンタクトが苦手」「人の目を見て話すのが苦手なんです」って思う人も多いですよね。そんなひとは、目と目の間あたりを見て話すことで、ふんわりと目元を見ているような印象になります。

 


2⃣ 聞き上手


話し上手は聞き上手なのです!

聞き上手な方は「7割相手の話を聞いて、3割自分の話をする」これが相手がいい印象を持つ黄金比率なんです。相手の話をしっかり聞けていると、気付けば「あの人話し上手なんですよね」とか「面白いんですよね」と言われる人になれます。

その人と話していると話が盛り上がって、もっと話したいな……と思われるような、そんな人を目指しましょう。

ただ、相手があまり話をするのが得意ではない場合があります。その場合、「自分が7割話さなきゃ」ってプレッシャーになることも….。その場合は自分が「質問」や「共感」で7割くらい話している状況をつくり、あとの3割を相手に話してもらうとバランスがいいですね。

 


3⃣ 相手の話を素直に聞ける


「話を素直に聞く」とは、「相手の話に意識を集中して聞く」ということとです。相手がきちんと話し終わるまで、もし知っている部分があったとしても全部素直に聞いて、きちんと相槌を打ち続けるというのが重要です。どんな話も、興味を持って100%意識を向けて聞けることは、本当に素晴らしいことです。聞いたような話であっても違う気付きや、違う広がりを見せるかもしれません。まずはきちんと相手の話を「聞いてみる」ところから始めましょう。

 


4⃣ 褒めるのが上手


褒めたら「おだてている」と思われるのが心配で躊躇してためらってしまう方もいると思います。褒めるコツは「きちんと事実を伝えて褒める」ことです。

たとえば、「かわいい」と褒めるときなら、「今日かわいいね」だけだと、人によっては「おだてられている」という印象を持つ方もいます。でもそこに、「今日の髪型すごくかわいいね」と、具体的な褒めポイントをプラスすることで、ぐっと本心から褒めている印象になります。日頃からよく人を見て、褒めるクセをつけていくといいですね。

でも、褒めるのが苦手な人は、まずは事実を言うところからスタートしましょう。「そのイヤリングおしゃれですね」とか「髪切ったんですね」とか、気づきを伝えてあげるだけでも、相手は喜んでくれます。

実際「褒められて嫌がる人」は、ほとんど見たことがありません。どんな人でも「自分のことを認めてもらいたい」という気持ちがあるので、褒め上手は本当に得をします。

 


5⃣ 一言感謝を添える


「褒める」と同じくらい使いたいのが「ありがとう」。感謝の言葉です。

たとえば、仕事が終わった部下が「終わりました」と上司に報告しにいったとき、部下の顔も見ずに「そこに置いておいて」と終わらせる上司と、部下の顔を見て一言「やってくれてありがとう」と伝える上司では、まったく印象が違います。一言感謝の言葉があるだけで、相手にプラスの印象を与えることができます。

 


まとめ


まずは相手の事を知ってみようっと思うことが大事です。その気持ちがあれば、「表情やジェスチャー」「聞き上手」「相手の話を素直に聞ける」は自然とできてしまいます。

相手の事を理解できてくると不思議に自分の心に余裕が出てきます。相手の事がよく見えてる状態にもなり、あとは相手の良い所を見てみようと思うだけで自然と「褒める」事もでき、「感謝の言葉」を言う余裕もできてきます。

これで周囲に好かれる人の誕生です!